当社は、2018年7月より福岡県朝倉郡筑前町において木質バイオマス発電所の建設を進めてまいりましたが、本日営業運転を開始いたしました。
本発電所は、福岡県初となる国内材を専焼する木質バイオマス発電です。間伐材などの未利用木材を有効活用するものであり、林業関係者等で組織する「ふくおか木質バイオマス木材安定供給協議会※1」が木材を供給、「グリーンパークN&M株式会社※2」が木質チップを製造、「九電みらいエナジー」が発電所の運営を行います。
当社は、木質バイオマス発電を通じて福岡県近郊の林業や地域の活性化に貢献するとともに、今後ともバイオマス発電をはじめとする再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進することで、持続可能な社会の実現と輝くみらいの創造に向けて取り組んでまいります。
発電所の概要
発 電 所 名 | ふくおか木質バイオマス発電所 |
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所 在 地 | 福岡県朝倉郡筑前町森山1411番地1 |
発 電 出 力 | 5,700kW(発電端) |
発 電 事 業 者 | 九電みらいエナジー㈱ |
発 電 方 式 | 木質バイオマス発電 |
使 用 燃 料 | 国内材〔未利用木材、一般木材(製材端材)など〕 |
年間発電電力量 | 約40百万kWh(一般家庭約1.3万世帯に相当※3) |
CO2削減効果 | 約1.4万t-CO2/年※4 |
営業運転開始 | 2020年5月20日(水) |
※1:福岡県内森林組合等の計26団体により組織され、当社、グリーンパークN&M㈱も事務局として参加
※2:中山ホールディングス㈱90%(福岡県粕屋郡須恵町 代表取締役:中山 智)、当社10%の共同出資会社
※3:1世帯当たり 使用電力量250kWh/月で算出(2019年度九州電力データブックより)
※4:CO2排出係数0.347kg-CO2/kWh(2018年度実績)で算出(2019年度九州電力データブックより)