当社は、福岡県朝倉郡筑前町において、福岡県内初となる国内の未利用木材を燃料とする「ふくおか木質バイオマス発電所」の敷地造成工事を2018年7月から進めてまいりましたが、2019年2月から当発電所及び木質チップ製造工場の建設工事を開始する運びとなりました。
本日、起工式を執り行い、ご協力いただいた地元や工事関係者等、約70名の方にご出席賜り、筑前町の田頭町長からは「筑前町の誇りの施設として多くの方々に紹介していきたい。約2年後の稼動を期待している。」とのご挨拶をいただきました。
本事業は、間伐材などの未利用木材を有効活用するものであり、林業関係者等で組織する「ふくおか木質バイオマス木材安定供給協議会」が木材を供給、中山リサイクル産業株式会社、九電みらいエナジーが設立した「グリーンパークN&M株式会社」が木質チップを製造、九電みらいエナジーが発電所の建設・運営を行います。
当社と中山リサイクル産業株式会社は、木質バイオマス発電を通じて、再生可能エネルギーの普及拡大と福岡県近郊の林業や地域の活性化に貢献して参ります。
当日の様子
左から中村 啓之氏(ふくおか木質バイオマス発電所建設協議会 会長)、田頭 喜久己氏(筑前町 町長)、穐山 泰治(九電みらいエナジー㈱ 代表取締役社長)、河野 秀彦氏(グリーンパークN&M㈱ 代表取締役)
ふくおか木質バイオマス発電所の概要
所在地 | 福岡県朝倉郡筑前町森山1411-1 |
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発電所出力 | 5,700kW(発電端) |
発電事業者 | 九電みらいエナジー㈱ |
発電方式 | 木質バイオマス発電 |
建設工事開始時期 | 2019年2月 |
運転開始時期 | 2020年4月(予定) |
グリーンパークN&M株式会社の概要
設立時期 | 2018年12月 |
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所在地 | 福岡県朝倉郡筑前町森山1412-2 |
代表者 | 代表取締役 河野 秀彦(中山リサイクル産業㈱) |
資本金 | 50百万円 ・中山ホールディングス㈱ 90% ・九電みらいエナジー㈱ 10% |
事業内容 | 木質チップ製造 |
(参考)ふくおか木質バイオマス発電所に関する過去のお知らせ
福岡県朝倉郡筑前町における木質バイオマス発電事業の実施について(2018年7月12日)はこちら