九電みらいエナジー

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再エネお知らせ 2020.03.10

豊前バイオマス発電所の竣工式を執り行いました

 当社、イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 本名 均、以下「イーレックス」)、株式会社九電工(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 西村 松次、以下「九電工」)が3社共同で出資参画している「豊前ニューエナジー合同会社」は本日、2020年1月に営業運転を開始した「豊前バイオマス発電所」の竣工式を執り行いました。

 本発電所は、パーム椰子殻(PKS)・木質ペレットを燃料とした国内最大級(発電出力74,950kW)の木質バイオマス発電所です。

 竣工式には、ご協力いただいた地元や工事関係者等の皆さまにご出席賜り、福岡県豊前市の後藤市長からは「豊前市に再生可能エネルギーの拠点が誕生したことに、大変嬉しく思っている。今後も皆さまの力を合わせて、豊前市の発展に向けて頑張っていきたい。」とのご挨拶をいただきました。

 また、挨拶の中で、当社の代表取締役副社長 水町豊は「九州電力の豊前発電所1号機が廃止、2号機が計画停止となる一方で、その隣で、まるでバトンタッチをするかのように、この豊前バイオマス発電所が発電を開始したことは、非常に感慨深く、時代の流れを感じている。豊前発電所と同様、地域の皆さまに支えられながら、安定した発電ができるよう、引き続き関係者の皆さまのご協力を賜りたい。」と述べました。

 当社は、今後ともバイオマス発電をはじめとする再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進することで、持続可能な社会の実現と輝くみらいの創造に向けて取り組んでまいります。
 

当日の様子

 

 

 

豊前バイオマス発電所の概要

発電所名 豊前バイオマス発電所
事業会社 豊前ニューエナジー合同会社(2016年10月設立)
【出資比率】
 イーレックス(株)  65%
 九電みらいエナジー(株) 27%
 (株)九電工 8%
所在地 福岡県豊前市大字八屋
(九州高圧コンクリート工業(株)所有地)
発電出力 74,950㎾(発電端)
年間発電発電量 約5億kWh
一般家庭約15万世帯分の年間消費電力に相当 ※1
CO2削減効果 約20万t-CO2/年 ※2
使用燃料 パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット
着工 2017年12月
営業運転開始 2020年1月

※1 1世帯当り271.2kWh/月で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」
※2 九州電力(株)のCO2排出係数「0.347kg-CO2/kWh」(2018年度)で算出
 

(参考)豊前バイオマス発電所に関する過去のお知らせ

・福岡県豊前市において豊前バイオマス発電所の営業運転を開始しました(2020年1月7日)はこちら
・福岡県豊前市における国内最大級の木質バイオマス発電事業の実施について(2016年11月10日)はこちら
・福岡県豊前市におけるバイオマス発電事業の検討開始のお知らせ(2015年10月8日)はこちら

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