当社は、イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 本名 均、以下「イーレックス」)、株式会社九電工(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 西村 松次、以下「九電工」)と共同で「豊前ニューエナジー合同会社」に出資参画し、2017年12月から豊前バイオマス発電所の建設を進めてまいりましたが、2020年1月1日より営業運転を開始しましたのでお知らせいたします。
本発電所は、発電出力74,950㎾の発電を行うものであり、国内最大級の木質バイオマス発電所となります。
本発電事業は、イーレックス、当社および九電工が共同で発電所運営を行います。事業期間中、イーレックスはバイオマス燃料の調達・供給を担い、当社は発電所への技術的サポートを行うことで、各社の強みを活かした安定的な事業運営を行います。
今後とも国内外における再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進することで、地球温暖化防止と低炭素社会の実現に貢献して参ります。
事業の概要
事業主 | 豊前ニューエナジー合同会社(2016年10月設立) |
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出資割合 | イーレックス(株) 65% 九電みらいエナジー(株) 27% (株)九電工 8% |
発電所名 | 豊前バイオマス発電所 |
所在地 | 福岡県豊前市大字八屋 (九州高圧コンクリート工業(株)所有地) |
定格出力 | 74,950㎾ |
年間発電量 | 約5億kWh 一般家庭約15万世帯分の年間消費電力に相当※1 |
CO2削減効果 | 約20万t-CO2/年(推定)※2 |
主燃料 | パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット |
発電設備工事着工 | 2017年12月 |
※1 1世帯当り271.2kWh/月で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」
※2 九州電力(株)のCO2排出係数「0.347kg -CO2/kWh」(平成30年度)を使用