当社は佐賀県唐津市において、自社開発初となる大型陸上風力発電所「唐津・鎮西ウィンドファーム(発電出力合計27,200kW)」の建設工事を2020年8月から開始していますが、現在、全8基中3基の組立が無事に完了しました。
建設工事が安全かつ順調に進んでいることを、本プロジェクトにご理解・ご協力いただいている地元の皆さまはじめ広く知っていただきたく、そして九電グループとしても1基あたりの発電出力が最大となる大型風車(3.4MW/基)の「輸送状況」「組立中の状況」「完成した風車」という一連の流れをご覧いただける貴重な機会であることから、2021年3月23日、報道機関の皆さまに建設状況を公開させていただきましたので、お知らせいたします。
2021年10月の営業運転開始を目指し、引き続き地域の皆さまの理解を得ながら、一つ一つ丁寧に、そして安全第一で作業を進めてまいります。
公開の様子
①輸送途中の様子(4号機の風車ブレード)
②組立中の様子(4号機の風車タワー)
③完成した風車(5号機の風車)
発電所概要
発電所名 | 唐津・鎮西ウィンドファーム |
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所在地 | 佐賀県唐津市鳩川、湊町、屋形石、鎮西町八床 |
発電出力 | 27,200kW(3,400kWの風力発電機を8基設置) |
年間発電電力量 | 約5,200万kWh/年※1(一般家庭約1万7千世帯分の年間消費電力に相当) |
CO2排出抑制効果 | 約19,000t-CO2/年※2 |
着工 | 2020年8月28日 |
運転開始 | 2021年10月(予定) |
※1 1世帯当り 247.8kWh/月(2015年度)で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」
※2 九州電力㈱の CO2排出係数「0.370kg-CO2 / kWh」(2019年度)で算出