当社、西日本プラント工業、九電産業が出資する下関バイオマスエナジー合同会社は、山口県下関市で木質バイオマス専焼としては国内最大級となる「下関バイオマス発電所」の建設工事を2019年6月から開始する運びとなりました。
本事業は、当社が発電所の運営全般、西日本プラント工業が設備の建設・保守、九電産業が運転を担当する等、九電グループが調査・建設、運転・管理まで一貫して進める初めての大型バイオマス発電事業です。
本日、起工式を執り行い、ご協力いただいた地元や工事関係者等、約30名の方にご出席いただき、下関市の前田市長からも「電力供給はもちろんのこと、発電所の運営による雇用の増大、バイオマス燃料の輸入を通じた物流関係事業者の業績拡大など、本市経済の活性化にも大きく貢献する事業。このご縁を大切にして、本市としてもしっかり取り組んで参りたい」とのご祝辞をいただきました。
当社は、本事業活動を通じて、環境に優しい電気をお届けし、再生可能エネルギーの普及拡大、地元経済の活性化に貢献して参ります。
当日の様子
【写真右】左から城島 一彦(九電みらいエナジー㈱ 取締役開発本部長)、穐山 泰治(九電みらいエナジー㈱ 代表取締役社長)、寺﨑 正勝(下関バイオマスエナジー(同) 社長 兼 九電みらいエナジー㈱ 取締役企画本部長)、中村 建雄(下関バイオマス発電所建設所 所長)
事業概要
事業者 | 下関バイオマスエナジー合同会社 社長 寺﨑 正勝 (九電みらいエナジー㈱取締役企画本部長) |
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出資者 | 九電みらいエナジー㈱ 85% 西日本プラント工業㈱ 9% 九電産業㈱ 6% |
所在地 | 山口県下関市彦島迫町7丁目(下関市所有地他) |
定格出力 | 74,980kW |
年間発電量 | 約5億kWh/年(一般家庭の約14万世帯相当) |
燃料使用量 | 約30万t/年(木質ペレット) |
CO2排出抑制効果 | 約34万t-CO2/年 |
着工 | 2019年6月(予定) |
運転開始 | 2022年1月(予定) |
実施場所
完成予想図
出資者
【九電みらいエナジー株式会社】
- 設立日:平成26年7月1日
- 所在地:福岡市中央区渡辺通2-4-8 小学館ビル3階
- 代表取締役社長:穐山 泰治
【西日本プラント工業株式会社】
- 設立日:昭和29年5月1日
- 所在地:福岡市中央区高砂一丁目10番1号
- 代表取締役社長:平田 宗充
【九電産業株式会社】
- 設立日:昭和28年5月11日
- 所在地:福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号電気ビル北館3階
- 代表取締役社長:吉迫 徹